ラセック
●ラセック (LASEK)
○ラセックとは?
まずアルコールで角膜表面をやわらかくして上皮を持ち上げ、非常に薄いフラップをつくります。その後、レーシック同様、角膜実質層にエキシマレーザーを当てて、角膜の形を変えるのがラセックです。ラゼック・レーゼックなどとも呼ばれます。レーシックよりも薄いフラップを作ることができ、再生・回復しやすい角膜上皮の細胞を多く残すことができるので、眼球の強度がレーシックほどには低下せず、結果、格闘技など激しい運動をするような特別な方に向いている治療法と言えます。アルコールによってふやけさせた薄いフラップを操作するため、医師の技術が大きく影響します。
●ラセックの優れているところ
○角膜の薄い人や、強度の近視など、レーシックでは治療が困難だった方にも対応出来る。
○ケラトームの使用による眼球の吸引の必要がない。
○激しい運動にも対応。
○角膜混濁の心配が比較的少ない。
●ラセックの欠点
○レーシックに比べると、術後に多少痛みが残る。
○アルコールの使用により、レーザー照射の精度に誤差が生じる可能性がある。
○アルコール使用による長期的なリスクはまだ不明。
○術後数日間、保護用コンタクトレンズの装用が必要。
○術後数日間は、視力が安定しない。
●おおまかなラセック手術の流れ
①眼を洗浄してから、目薬タイプの麻酔をして、眼を閉じないようまぶたを固定。
②フラップをあとで元に戻すために、角膜にマーキングをする。
③アルコールを浸して、角膜上皮が剥離しやすい状態にする。
④角膜上皮をめくり、ボーマン膜・角膜実質と呼ばれる角膜層にエキシマレーザーを照射し角膜の形を変える。
⑤消毒した後、マーキングに従ってフラップを戻し、保護用コンタクトレンズを装着する。